働き方改革の影響もあり、リモートワークや在宅ワークを主として働いている方はここ2、3年で急激に増えました。
また、最近会社でリモートワーク制度が導入された、またはこれから導入する予定の方も多いのではないかと思います。しかし、リモートワークって実際どうなのでしょうか?会社へ行く準備をしなくても良いことや、通勤時間が無くなることなどメリットはたくさんありますが・・・。
この記事では、私が実際に経験していることや、同僚から聞いた「あるある」や「悩み」について、仕事に関することを中心に10個紹介していきます。
リモートワーク・テレワークあるあるを紹介【生活編】の記事はこちら
リモートワーク・テレワークあるあるを紹介【生活編】
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リモートワークのあるある【仕事編】
リモートワーク(テレワーク)の仕事内容として、これまでの社会人生活と比較して以下のような違いがみられます。
- 打ち合わせはWeb開催
- 雑談・会話をする機会が無くなる
- 一人でパソコンに向かう時間が増える
大きいのはインターネット越しで仕事が完結してしまうことです。そのため、オフィスでの雑談や打ち合わせ前に世間話をする時間もなくなり、コミュニケーション不足が発生しやすいのが特徴です。
リモートワークでのコミュニケーション不足は課題ではありますが、他にどのようなものがリモートワークに関連するあるあるとして挙げられるのか、紹介していきます。
マイクオフのまま話す
新入社員からベテランまで、わりとやってしまう人が多いです。
Web会議をするアプリケーションが複数あるのに加え、開催者側の設定で会議参加時にビデオOFF・マイクOFFなどを設定できるため、毎回同じように会議に参加できるとは限らないからです。
マイクがミュートでもこちらの音声は聞こえていることが多いため、気づいたら「マイクOFFになっていないですか?」と声掛けしたりチャットで教えてあげるようにしましょう。
急に回線が切断される
自宅のインターネット接続環境が不安定な場合、回線が落ちてしまうことがあります。特にスマートフォンのテザリングやポケットWiFiを使用している場合に起こりやすいです。
2.4Ghz帯のWiFiを使用している場合は、同じタイミングで電子レンジを起動したさいに切断されてしまうため注意が必要です。
電子レンジの周波数はWiFiと同じ2.4Ghz帯を使用しています。そのため、電子レンジを使用するとWiFiの2.4Ghz帯の周波数に干渉してWiFiの電波が安定しなくなり、最悪通信が切断されてしまいます。
無線を使用する場合はなるべく5Ghz帯を使用するようにしましょう。
雑音が異常にある
雑音は扇風機の音やエアコンの音(環境音)をマイクが拾ってしまったり、イヤホンマイクがケーブルや服とすれることによって発生します。タイミングやマウスのクリック音も同様に発生します。
Web会議用にはエコーキャンセリング機能・ノイズキャンセリング機能がついたスピーカーフォンやワイヤレスイヤホンを使用するようにしましょう。雑音が低減されて相手に与えるストレスが激減します。
通勤がなくなりストレスが軽減
出社するための通勤がなくなり、満員電車に乗らなくてもよくなったり通勤していた時間が自由になることによりストレスが軽減します。人によっては往復1時間以上もの時間を通勤に費やしている場合もあるため、時間の余裕=心の余裕につながります。
ただ、出社しないことはコミュニケーションをしなくなることにつながります。これによりストレスが増える人もいます。
雑談が減りネガティブになりがち
出社しなくなることと関連していますが、会社の同僚と気軽に雑談をする機会がなくなります。
コミュニケーションがなくなり、ネガティブな考え方に寄ることで精神が疲弊します。テレワーク鬱という言葉も生まれるくらいなため、チャットやWeb会議による雑談会を開くなども大切になってきます。
会社はコミュニケーションの場として必要
普段の仕事では関わらないような人や雑談をする場として、会社は必要だと感じてます。コミュニケーションを取るのが嫌だという人は別ですが、基本的に会話をすることで「楽しい気持ち」になることや「仕事をスムーズに進めることができる」ようになります。
ON/OFFがつけづらい
一日中自宅にいると、仕事とプライベートの境目がなくなりがちです。特にワンルームだと間取りの関係上、ベッドの横にデスクが置いてある状況になることもあります。
誘惑が多く途中で仕事を投げ出すことは簡単ですが、逆に夜中まで仕事をすることも可能です。ON/OFFが曖昧になり、だらだらと仕事をしてしまうという意見は多いです。
仕事を始める前にその日の目標をしっかり立て、自律性をもって仕事をすることが大切です。仕事が終わらないと評価が落ちることや、追い込まれる状況が考えられるため、きちんと仕事を終わらせる行動をしなれければいけません。
リモートワークでもほとんどの仕事は実施できる
業種や職種にもよりますが、意外とリモートで対応できる仕事の種類は多いです。ホワイトカラーの仕事であればほとんど可能と言って問題ないでしょう。
リモートワークの導入によって、出社しなくてもシステムで解決できるものは多いことに気づきます。
内容によっては出勤するよりも生産性があがる
仕事中に横やりが入らない分、業務に集中することができます。特に資料作成などは、一人でもくもくと集中しながら作成したいものです。
テレビ会議越しに相手の趣味がわかる
テレビ会議をすると顔を出す機会があります。座る位置の後ろを壁にすることや、背景自体を別の画像に差し替えたりすることで生活感を出さない人が多いのですが、リビングや自室の本棚などを映したままテレビ会議する人もいます。
私が見たことがあるのは、女性だと大量のぬいぐりみの置いた棚が映っている、男性だと人生の格言みたいなのが書いてあるポスターが映っているなどです。
社内での打ち合わせであれば気にする必要はないとは思いますが、ビジネスの場だということを忘れないようにしましょう。(他社と打ち合わせをする場合は余計なものを映さないのがマナーです。)
この記事のまとめ
リモートワーク・テレワークあるあるを紹介【仕事編】について記載しました。
特に多いあるあるとしては、以下になります。
- コミュニケーションを取る機会が減った
- リモートでできる仕事の範囲は意外と広いことに気づく
コミュニケーションを取る機会が少なくなった分、積極的にチャットやリモート会議を活用することが重要です。コミュニケーションが無くなることで起こる「テレワーク鬱」という言葉も出てくるくらいです。
あとはメリハリをつけながら仕事をすることで、仕事をきちんと終わらせながらもストレスが溜まらないようしてリモートワークを楽しんでいきましょう!
紹介したあるある10選【仕事編】
- マイクオフのまま話す
- 急に回線が切断される
- ノイズ・生活音がうるさい
- 通勤がなくなりストレスが軽減(反対にコミュニケーションをしなくなってストレスが増える人もいる)
- 対面での対応ができずストレスが溜まるネガティブになりがち
- 会社はコミュニケーションの場として必要
- ON/OFFがつけづらい、メリハリをつけずらく生産性が落ちる
- テレワークでもほとんどの仕事は実施できる
- 内容によっては出勤するよりも生産性があがる
- テレビ会議越しに相手の趣味がわかる