私は26歳の時、ネットワークエンジニアへの転職を決意して転職活動を始めました。
大学卒業後、新卒から4年半の間プラントエンジニアの職に就いていましたが、以下のことを理由にネットワーク(インフラ)エンジニアへ転職しています。
1~3については全て叶い、4についての考えは今も変わりません。
転職のきっかけ
- IT業界は今後更に伸びるため、多くの「新しいこと」に取り組めると考えていた
- IT業界は全体に給料が高く、転職によって給料が上がると考えていた
- 現場仕事ではなく、パソコンを仕事の道具として扱いたいと考えていた
- IT業界の中でもネットワークは電気・ガスと並ぶ生活基盤(インフラ)であるため、需要が無くならないと考えていた
当時は未経験ながらも大手独立系ITベンダーの会社へ転職することができましたが、現在は再度転職を行い、大手通信キャリアで働いています。
IT業界あるあるですが、一度業界に身を置くと他の会社(IT業界)へ転職することは比較的容易になります。
どこの会社も入社・退職が多いため転職自体珍しいと感じることがなくなります。
この記事では、IT業界未経験な方がネットワークエンジニアとして転職することが可能なのか?について、実体験から解説していきます。
想定する読者
- IT業界未経験だけどネットワークエンジニアに転職したい方
- ネットワークエンジニアへ転職したらてどんな仕事をするのか知りたい
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未経験からネットワークエンジニアに転職可能か?
ネットワークエンジニアへIT業界未経験から転職することは可能であり、私の場合もIT業界未経験で転職が成功しています。
業界で働いていても未経験から転職してくる方は少なくありません。
理由としては、IT業界全般に言えることではありますが、どの企業も人材不足に陥っています。
特に派遣や請負会社から上流工程メインの業務をおこなっている会社へステップアップしていく方が多い印象です。
未経験から上流工程が可能な会社へ入社するのは少し難易度が高いですが、派遣会社や請負メインの会社であれば入社難易度が下がります。
ネットワークはITのインフラ部分にあたり、Webやプログラマーなどと違って知名度も低いです。
単純作業の泥臭いイメージや、夜勤・休日出勤・残業が多いなど激務だと取り上げている記事も見かけます。(昔はそうだったかもしれません。)
そのような背景がるため、積極的にネットワークエンジニアになりたい方が少なく、人手不足につながっています。
人手不足ということはそれだけ企業も人を欲しているため、転職しやすい環境となっています。
メモ
ネットワークエンジニア全員がシフト制や夜勤のある勤務ではありません。
ネットワークは24時間365日稼働し続けるため、誰かが監視をしたり重要トラブルが発生した場合には夜中でも駆け付ける必要があるのは事実ですが、それらは「運用/監視」をする部隊や、企業の情報システム部で担当することが基本です。
ネットワークエンジニアの仕事内容は?
仕事内容は大きく4つに分けられます。要件定義・設計・構築・運用/保守です。
仕事内容
- 要件定義
- 設計
- 構築
- 運用/保守
基本的には上流工程である要件定義に近づくほど給料が高くなりますが、どのポジションも非常に重要であるため優劣はありません。
要件定義
ユーザーが実現したいことや困っていることなどの「課題」について、どうすれば「解決」できるかを提案していきます。
要件定義では課題を解決するために必要な機能や要求、情報をまとめ、資料化します。
ユーザーに対してプレゼンを行うことも日常的にあります。
設計
要件定義書を元に、どのようなシステム構成や機器が適正かを検討します。
ユーザーとの合意が得られれば、それを元に基本設計書や詳細設計書を作成していきます。
製品知識やネットワーク・サーバーのスキルが求められるため、未経験の募集求人は少ないですが、構築を経験後にステップアップとして目指せるフェーズです。
構築
設計書を元にネットワーク機器やパブリッククラウドの設定を行います。
特定の製品知識や機器を操作するコマンドの知識が必要になります。自社でユーザーの仮想環境(模擬環境)を構築し、動作検証後に導入します。
未経験でも担当することができるポジションであり、30歳以下であることや資格を事前に取得しておくことで派遣や請負会社では無い、一次受けの企業へ転職することが可能です。
運用/保守
運用は構築が完了しているネットワーク機器の追加設定や正常性の確認(監視)を行います。手順はあらかじめ操作手順書としてマニュアル化されているため、製品知識やコマンドを覚えなくても基礎的なパソコンスキルがあれば可能です。
保守では障害発生時にネットワーク機器のconfigなどを取得して原因を突き止め、障害の復旧作業を行ったりします。これも手順化されています。
一般的には運用/保守のフェーズからスタートしてネットワークシステムに慣れていき、構築や設計フェーズへステップアップするのがキャリアパスとして描かれます。しかし、構築や設計業務へのステップアップのために、運用/保守フェーズを絶対に経験しなければいけないということはありません。
深い技術や知識を身に付けることができないまま24時間勤務や夜勤などで疲弊していくことが理由ですが、夜勤手当が支給されることや休みが多い勤務体系であるため、運用部隊で働き続けていきたいという方も多くいます。
ネットワークエンジニアの需要は?
ネットワークエンジニアの需要は年々増えてきています。IT化が進む世の中で、ネットワークはITインフラと呼ばれる部分であることが理由です。
仕事内容という意味では少しずつ変化しています。少し前までは実機(ハードウェア)の機器を触ることが多かったのに対し、年々パブリッククラウドに移行する割合が増えています。パブリッククラウドは以下のようなサービスが代表的です。
- AWS(Amazon)
- Azure(Microsoft)
- GCP(Google)
ネットワークエンジニアには無資格でも転職可能か?
ネットワークエンジニアには無資格でも転職することは可能です。
大手企業や30歳以上・未経験での転職を考えている場合は、CCNAやLPICなどの資格を所持していると有利になります。
30歳未満であれば企業側もキャリア形成も立てやすいため、若い=転職では有利になります。
転職時に取得を目指したい資格は以下の記事も参考にしてください。
この記事のまとめ
IT業界未経験からネットワークエンジニアに転職することは可能か?について解説しました。私自身が未経験で転職していることや、身の回りでも未経験でネットワークエンジニアへ転職している方は多くいます。
この記事がネットワークエンジニアへの転職を目指している方の参考になれば幸いです。
記事のまとめ
- ネットワークエンジニアに未経験で転職することは可能
- ネットワークエンジニアの需要は伸びている
- 仕事内容は大きく分けて「設計」「構築」「運用/保守」
- 無資格でも転職することが可能
補足:IT業界に転職して後悔は無いか
ネットワークエンジニアに限定せずにIT業界全体に言えることですが、「転職してくる人も転職していく(またはIT業界から身を引く)人もたくさんいます」。
IT業界が合わなかったとして辞めていくかたも何人か知り合いにはいますが、私は以下の理由からIT業界に転職して良かったと感じています。
- 年収が他の業界と比較して高い
- 働き方改革により、リモートワークの普及率が他の業界と比較して高い
- 全く同じ仕事をする日がないため、仕事がつまらないと思うことが無くなる
- やりがいしかない
IT業界やネットワークエンジニに少しでも興味がある方は以下の記事も参考にしてみてください。